マグネシウムは経皮吸収でも効果が高い!マグネシウム摂取方法

マグネシウムは経皮吸収でも十分効果があることはご存じでしょうか?

薬剤師もえ

マグネシウムオイルを塗布することで、毛髪細胞のマグネシウム値が改善したことが、海外の実験で確認されています。

実験前、被験者9名のうち7名が平均を下回る細胞マグネシウム値だったが、12週間の実験後、途中で中止した一人を除く全ての被験者の細胞マグネシウム値が大幅に増加(2%〜262%)。全体平均で59.7%の増加が確認された。また、実験前はカルマグ比(推奨2:1)が大きくバランスを崩していたが(マグネシウム1に対してカルシウム12.1〜46.8)、実験後は被験者全員のカルマグ比バランスが大幅に改善した。(マグネシウム1に対してカルシウム5.0〜33.9。平均25.2%の改善)さらに、有毒鉱物とされるウラン、ヒ素、水銀、カドミウム、鉛、アルミニウムの含有割合が78%の被験者において大幅に減少した。
参考論文:https://vitamindwiki.com/tiki-download_wiki_attachment.php?attId=4951

マグネシウムの効率的な摂取と効果を深掘りしたいと思います!

目次

マグネシウムの摂り方

マグネシウムの摂取方法には、いくつかの種類があります。

それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

静脈注射

硫酸マグネシウムの静脈注射製剤は、医療現場で使用されています。

薬剤師もえ

使用目的は、ハイリスクな状態の妊婦さんのけいれんを予防での投与に限られています。マグネシウムの補充目的で投与することは、現実的ではないです。

経口

マグネシウムを摂取する方法として最も身近なのは、やはり食事から摂ることでしょう

マグネシウムを多く含む食品として、アーモンドなどの種子類・ひじきやあおさなどの海藻類、大豆食品・玄米などが挙げられます。

カルシウムをたくさん摂っているとマグネシウムが排泄されやすくなるので、マグネシウム対カルシウムのバランスは1:2の比率が好ましいとされています。

食文化が変化して玄米や雑穀類を食べなくなったこと、また日本の土壌は欧米に比べてミネラルが少ないことから、日本人はマグネシウムが不足している傾向にあります。

日本人の食事摂取基準(2020年度版)では、成人での1日の摂取推奨量は、30〜64歳の男性で370mg、30〜64歳女性では290mgです。

マグネシウムの含有量

  • 発芽玄米 お茶碗1杯(160g)・・・78㎎
  • 木綿豆腐 1/2丁(150g)・・・195mg
  • 乾燥ひじき 大さじ1杯・・・640mg
  • アーモンド(フライ) 10粒・・・38mg
  • ほうれん草(ゆで) 100g・・・40㎎

マグネシウムが多く含まれる食品でも、調理や加工の過程でその大部分が失われてしまうことが多いです。

例えば、ほうれん草は生の状態では100gあたり69㎎のマグネシウムが含まれていますが、ゆでることで多くが失われます。

また、玄米や全粒粉も、白米や小麦粉に精白する過程でほとんどのマグネシウムが失われてしまいます。

その他にも、粗塩はミネラルを多く含みマグネシウム含有量も多いですが、精製塩はマグネシウム含有量が少なく、調味料として使用してもほとんどマグネシウムが摂取できません。

薬剤師もえ

こういったことからも、現代の食生活では、食事から十分なマグネシウムを摂取することが難しくなっていると言えるでしょう。

100gあたりのマグネシウム含有量

  • 玄米・・・31mg ⇒  白米・・・6mg
  • 全粒粉・・・43mg ⇒  小麦粉・・・6mg

サプリメントでマグネシウムを補給することも一般的になってきています。

しかし、マグネシウムは元々便を柔らかくする働きがあり、消化菅を介した高容量のマグネシウム摂取は、人によって下痢の副作用が起こることがあります。

便を柔らかくする緩下剤として、酸化マグネシウムが乱用されています。

酸化マグネシウムの服用で「高マグネシウム血症」の副作用が起こることがあり、ニュースにも取り上げ​ら​れ話題になりました。

高マグネシウム血症では悪心や嘔吐、徐脈、傾眠といった症状が起こり、治療の必要があります。

日本の医療機関では、マグネシウム不足よりも高マグネシウム血症の方が広く認知されているので、「マグネシウムをたくさん摂ることは危険」という認識がある方もいるかもしれません。

高マグネシウム血症

では、食事やサプリメントによるマグネシウムの摂取で、高マグネシウム血症が起こることはあるのでしょうか?

確かに、高齢者や腎疾患のある方で、慢性の便秘症などで高用量の酸化マグネシウムを長期に服用している場合には、高マグネシウム血症が起こる可能性があります。

しかし、上記の摂取推奨量や食品のマグネシウム含有量を見てもわかるように、通常、食物やサプリメントからの摂取では過剰になることはまず無いでしょう。

仮に、医薬品などで多く摂取したとしても、吸収されなかった分は腎臓から排泄されます。

日本は医療保険制度に基づいて、治療や検査が行われます。

薬剤師もえ

高マグネシウム血症の副作用が起こりやすい治療薬を使っている時や、それが疑われる症状がある時にしか、血中マグネシウム値を測定することはありません。

つまり、多くの人が自分のマグネシウム値については、関心を持つことなく過ごしていると言えます。

経皮(皮膚吸収)

実は、マグネシウムは皮膚から吸収されやすいという特徴があります。

日本ではまだまだ認知度が低いですが、研究の進んでいる欧米では、経皮吸収のマグネシウム商品が一般的になっています。

経皮吸収とは、皮膚に塗ったり貼ったりした物に含まれる成分が、皮膚を通過して吸収され、さらに血液により全身に行き渡ることです。

経皮吸収は、経口摂取に次いで吸収率の高い投与経路と言われています。

その吸収率は場所によって異なり、最も吸収率が高いのは陰部などのデリケートゾーン、続いて額や頬など顔の皮膚です。

その次に、頭皮や腋の下での吸収率が高く、腕の3.5倍以上であることが分かっています。

部位別の経皮吸収率
  • 腕の内側・・・1(基準)
  • 陰部など粘膜・・・42
  • 額・・・6
  • 顔(頬・顎)・・・13
  • 脇の下・・・3.6
  • 頭皮・・・3.5

ところで、先の研究結果からマグネシウムが経皮吸収されることは分かりましたが、具体的にどのような経路で吸収されるのかが気になるところです。

薬剤師もえ

皮膚を介して有効成分を届けることを目的とした製品には、疾患の治療に用いる医薬品から化粧品まで様々なものがあります。

例えば、禁煙治療のニコチンを含むパッチや、狭心症や気管支喘息の治療で用いられるテープ剤、皮膚の塗り薬などが挙げられます。

角質層を通して経皮吸収されやすいものには特徴があります。

  • 分子量が小さい
  • 脂溶性が適度に高い

角質層は脂溶性が高いため、脂溶性が高い物質の方が吸収されやすいのですが、角質層より奥に入るためには、脂溶性が高すぎても上手くいきません。

これは、角質層より奥の層は脂溶性が低くなるために、脂溶性が高すぎる物質は角質層にとどまってしまうからです。

マグネシウム化合物は特に上の条件に当てはまるわけではないので、何か別の吸収経路があるのかも知れません。

ただ現状では、マグネシウムの具体的な経皮吸収経路は解明されていないようです。

ここが化学的にはっきりすると、日本でもマグネシウムの経皮吸収製品が広く認知され、医療分野での使用も一般的になっていくのではないかと思います。

マグネシウムの頭皮を介した経皮吸収

マグネシウムは頭皮から効率的に吸収することができます。

薬剤師もえ

そしてマグネシウムは髪の健康的な成長にも重要な栄養素で、タンパク質の合成を助ける役割があります。

毛包ではそのほとんどがタンパク質で出来ているので、タンパク質が正常に合成されることは、健康な髪の毛が育つために必要なことです。

また、メラニンの合成を助け白髪が出来るのを防ぎ、血行を良くする働きがあります。

頭皮の血行が良くなることで、食事などから摂取した栄養素が毛根に届きやすくなります。

マグネシウムを摂取するのに効果的なタイミングとは?

マグネシウムを経口で摂る場合、時間帯で吸収率に差があるのでしょうか?

マグネシウムの体内濃度は、早朝と午後3時〜5時頃に低下する傾向があります。

また、マグネシウムはアルカリ性なので、サプリメントなどの場合、食事の後に飲むと胃酸を中和してしまい消化不良が起きやすくなります。

そのため、起床時や午後3時頃、就寝前に摂取するのが効果的と考えられます。

マグネシウムの経皮吸収によるアトピー改善

最近の研究では、皮膚のバリア機能の回復にはマグネシウムやカルシウムのバランスが重要であることが明らかになってきました。

また、精神的なストレスがかかることで、血液中からマグネシウムの排泄が増えることも分かっています。

薬剤師もえ

例えば、ストレスなどで血液中のマグネシウム濃度が低下したとしても、骨や細胞内からマグネシウムの移動が行われて、正常な濃度に補正されます。

そういったシステムによって、血液中のマグネシウムの濃度は概ね正常に保たれているのですが、皮膚にある様々な細胞ではマグネシウム濃度の低下が生じる可能性があります。

その結果、ヒスタミンの放出が増えて皮膚にかゆみが出たり、皮膚のバリア機能の回復が遅くなります。

つまりアトピー性皮膚炎では、皮膚においてマグネシウムなどのミネラルが慢性的に起こっており、マグネシウムを補充することで皮膚のバリア機能が回復すると考えられています。

ただ経口でマグネシウムを摂取しても、上記のように血液中に十分なマグネシウムがあると、皮膚の細胞に届かない可能性があります。

マグネシウムを含む外用剤を塗ることによって、皮膚におけるマグネシウムを補正することで、アトピー性皮膚炎などの乾燥肌や敏感肌の皮膚のバリア機能の改善が期待できます。

現在、アトピー性皮膚炎に対しては、保湿剤で皮膚のバリア機能を補い、炎症の強い時はステロイド外用剤などを使用することが標準的な治療法です。

一般的な保湿剤は皮膚表面から保湿成分や油分を補うものです。

マグネシウムを含む外用剤はそういった「外側からのケア」だけでなく、皮膚細胞レベルでの「内側からのケア」が可能になります。

アトピー性皮膚炎は良くなったり悪くなったりを繰り返すので、長期間の治療が必要になります。

慢性的な痒みは何より辛いですし、皮膚症状が見た目にも分かりやすいので、人目が気になり悩んでいる方も多いです。

マグネシウムによる内側からのケアは、悩んでいる方にとって、新しい選択肢の1つになるのではないでしょうか。

マグネシウム経皮吸収クリーム

マグネシウムの外用剤にもいくつか種類がありますが、「マグバーム」は塗りたい箇所にのせると体温で溶けるので、少量で良く伸びてマッサージに最適です。

エプソムソルト(硫酸マグネシウム)は日本でも知名度が高くなってきましたが、マグバームは吸収率が高いと言われる塩化マグネシウムを使用しています

毎日は湯船に浸からないという方も、手軽に使うことが出来ますね。

100%天然由来成分、無添加・無着色・無香料で作られており、さらに日本製というのも安心感が高いです。

マグネシウムを高濃度で含む外用剤は、皮膚に刺激(ピリピリ感)を与えることが多い傾向にあります。

しかし、マグバームは独自の製法で皮膚への刺激を圧倒的に少なくすることに成功しており、さらに優れた保湿力があります。

日本オーソモレキュラー医学会の推奨製品として認定されており、医療分野からも注目されている製品です。

【日本オーソモレキュラー医学会とは】
オーソモレキュラーとは、栄養を補うことで全身の細胞の働きを整えていくという考え方や治療法のことで、日本では「分子栄養学」ともいわれる。日本オーソモレキュラー医学会では、約1500人の医師、歯科医師、獣医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、研究者をはじめとした医療関係者が会員として活動している。

マグネシウム経皮吸収スプレー

スプレータイプの製品は、使いたい時に手軽に使うことができます。

薬剤師もえ

お手軽さはこちらの方が上ですね!

マグネシウムは血管を拡張して血行を良くする効果があるので、肩こりやこむら返りにも効果的です。

スポーツやアウトドアに持って行くなど、外出時にもマグネシウムによるケアを取り入れることができますね。

自宅でのマグネシウムケアと合わせて使用するとより効果を感じられるのではないでしょうか。

試してみようか迷っている場合でも、購入しやすい価格帯であることも魅力的です。

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