「驚愕」髪は自然乾燥の方がサラサラになる?!

「驚愕」髪は自然乾燥の方がサラサラになる?!

髪の毛はドライヤーをするのが、一般的ですし皆さん使っていますよね。

でも本当にドライヤーは必要なのでしょうか?

美容師ゆき

この疑問を美容師歴10年の私が徹底解説します!

目次

髪乾かさないとどうなる?

結論、普段から頭皮の環境さえ整えていれば、髪を綺麗に保つことは可能だと思います。

美容師ゆき

私はここ数年間、お風呂上がりの髪の毛を自然乾燥させていますが、髪の毛は健康的でサラサラの状態を保てています。

最初は、時間短縮のためにと考えていたのですが、今はむしろ自然乾燥のほうが調子が良い気がします。

一方で、お風呂あがりに髪を濡れっぱなしにすると「ちゃんと髪乾かしなさい」と叱られた記憶はありませんか?

私も子供のころは親にそんなことを言われて、しぶしぶ時間をかけて長い髪の毛を乾かしていました。

このように、ドライヤーで髪を乾かすことは多くの人たちにとって当たり前のことのようです。

一方で、自然乾燥に関しては悪いイメージを抱いている方が多い気がしますよね。

例えば、髪の毛を自然乾燥することに関して、こんなことを見たり聞いたりしたことはありませんか。

  • 髪の毛が薄くなる
  • 頭皮のにおいが気になる

では一体なぜ、自然乾燥に対して上記のような悪いイメージがついてしまったのでしょうか。

髪の自然乾燥ではげる?

まず1つ目。髪の毛を自然乾燥すると「はげる」のではないかというイメージについてです。

私の実体験も踏まえてお話しすると、自然乾燥で髪の毛は「はげる」ことはないかなと考えています。

では一体なぜ、自然乾燥をすると「はげる」と言われているのでしょうか?

それは、何もせずに髪を濡れっぱなしにすることで、頭皮の血行不良が起こってしまうと言われているからだと思います。

髪の毛はさまざまな構造から成り立っています。

髪の毛は頭皮と接する「毛根」という部位から栄養素を補給し、毛母細胞の分裂が活発になることで、強く綺麗に育っていくんですね。

美容師ゆき

ですが、頭部の血行が悪くなってしまうと、栄養素がスムーズに毛根に運ばれなくなります。結果として髪の毛が育ちにくくなります。これが、脱毛の一因だと言われています。

ですから、普段から頭皮を冷やさずに血行がいい状態を保つことが大切になるでしょう。

このことさえ気をつけていれば、自然乾燥でも「はげる」ことは防ぐことができると考えています。

ここで美容師である私が、普段から行っている「はげない」自然乾燥の方法についてご紹介させてください。その方法とは、以下の2点。

  • タオルドライなどで髪の毛の水分を取っておき、冷えを防ぐ
  • 頭皮専用ブラシでマッサージし、血行を促進する。

タオルドライに関しては、後ほど詳しくやり方を説明しますね。

頭皮専用マッサージブラシについてですが、私は普段からエトヴォスの製品を使っています。

最近は、色々なマッサージブラシが流行っているかと思います。

美容師ゆき

そのなかでも、エトヴォスのブラシは握りやすい形が特徴的で、とてもマッサージがしやすいです。お風呂のなかでシャンプーをしながらこのブラシでマッサージをしています。とても癒されますし、頭皮の血行も良くなっている気がします。

私の母も同じブラシを買って使っているようです。そのおかげか、60歳近くになった今でも髪の毛の量は保たれています。

髪の自然乾燥は臭い?

2つめは、髪の毛を自然乾燥をすると「頭皮が臭う」というイメージについてです。

こちらも私の経験を踏まえてお話しすると、自然乾燥による臭いの発生はそこまで気にしなくてもいいと思います。

ではなぜ、自然乾燥をすると「臭う」と言われているのか。それは、濡れっぱなしの頭皮は微生物が増えやすい環境にあるからのようです。

顔や他の体と比べて、頭皮は髪の毛がたくさん生えていたり、皮脂腺や汗腺が多かったりして、環境が悪くなりがちです。特にずっと濡れっぱなしになっていると、微生物が発生しやすくなり臭いに繋がるそうです。

ですから「臭い」に関しては、「水分を頭皮の上に残さない」「頭皮の環境を普段から整えていく」ということさえすれば、ある程度防ぐことができるでしょう。

私が普段から頭皮の「臭い」を発生させないために気をつけているのは、以下の2点。

  • しっかりタオルドライをして、頭皮から水分を取り除いておく
  • 頭皮ケアに特化したヘアケア剤を使う

脱毛防止と同様、タオルドライで濡れっぱなしにしないことが大切かと思います。

また、頭皮ケアに関するヘアケア剤のおすすめは、大人気「BOTANIST」の新シリーズ「ROOTH」のシャンプー。こちらは、頭皮ケアに特化したラインで、スパイシーな香りがとってもいいですよ。

髪自然乾燥の方がサラサラ

ここまでで、頭皮の環境さえ整えていれば自然乾燥でも健康的な髪の毛を保てるということをお話ししてきました。

しかしこれだけの情報では、「面倒くさい思いをしてもドライヤーで乾かす方が良いのでは」「頭皮環境を整えるのも手間がかかりそう」と思われる方もいらっしゃると思います。

美容師ゆき

ではなぜ、私が普段から自然乾燥をしているかというと、ドライヤーで乾かした方が、より髪に与えるダメージが大きいと考えているからです。

それでは、次にドライヤーによって起こりうるデメリットを考えていこうと思います。

ドライヤーで髪は痛むタンパク質に熱を加えるということは、通常たんぱく変性する

ドライヤーで髪の毛を乾かすと、熱によって大きなダメージを受けると考えられています。

髪の毛はさまざまな種類のタンパク質からできており、ケラチンというタンパク質が80〜90%を占めています。

ケラチンタンパク質とは、約18種類のアミノ酸からできていて、他の身体を形成しているタンパク質よりも丈夫なようです。

しかし、そのような丈夫な髪の毛でも、毛髪の強度は約90℃で弱くなり始めます。さらに、180℃になるとケラチンの構造が変化して、タンパク変性が起こります。

それにより、髪の毛1本1本がダメージを受け、髪の毛が痛んだり広がったりしてしまうようです。

また、長い髪の毛だとドライヤーを使うのには時間がかかってしまいますよね。

美容師ゆき

そこで私は、綺麗な髪の毛と時短のためにドライヤーを使うのをやめています。

ドライヤーなしで髪を乾かすおすすめのタオルドライとおすすめタオル

臭いや脱毛などを防ぎながら自然乾燥でも、綺麗な髪の毛を保つことができる「タオルドライ」の方法をお教えします!

タオルドライとは、濡れた状態の髪の水分をタオルでしっかりと拭き取り、乾かすことです。

タオルドライのメリットは、

  • 頭皮の水分が取り除かれ、血行不良や雑菌の発生を防ぐ
  • 適したタオルをちゃんと使えば、比較的はやく乾く
美容師ゆき

私自身、このタオルドライによる自然乾燥をはじめてから、髪のダメージが気にならなくなりました。

また頭皮の状態も良好で、脱毛や臭いはほとんど気になりません。

タオルドライの具体的な方法について書いていきますね。

  1.    まず、シャンプーをする
  2.    そのあと、アウトバストリートメントなどをつけ、摩擦によるダメージを防ぐ
  3.    最後に、タオルで髪の毛をつつみこむようにして水分をふき取る

タオルの選び方も大切です。

  • 吸水性が高い
  • 肌触りが良い

このような特徴をもつタオルを選ぶことで、しっかりと水分をとりつつもはやく乾かすことができます。

美容師ゆき

本日は、美容師である私が自信をもっておすすめできる、あるタオルを紹介します。

それは、「美容師さんが考えた髪のためのタオル」という製品。

私は、定期的にAmazonで買い替えをしています。

同業の方が開発に携わった製品ということで、興味をもち実際に使い始めました。

マイクロファイバーの素材でできているので、吸水性や速乾性にすぐれています。

髪の毛を洗った後、ターバンのように髪にまくことで、髪から水分を取り除いてくれます。

タオル自体もすぐ乾くので、冷え防止にもなるとの声も。

私は毎日、お風呂の後はこのタオルを髪に巻いて過ごしています。

男性で短髪なら髪は自然乾燥がおすすめ

男性で短髪なら特に、ご紹介したタオルドライをして自然乾燥させるのがおすすめです。

短い髪の毛だと余計に熱によるダメージが気になりやすいかと思うので、タオルドライをする方がいいかと思います。

また、男性は女性よりも皮脂腺が多く、脱毛しやすいと言われてます。

ですから、髪の毛が短いからといって気を抜かずに丁寧にケアしてあげるのがいいでしょう。

まとめ

  • 時短
  • 髪にも良い
  • 経済的

良い事が多いタオルドライ。

ドライヤーに掛けるお金を、タオルやシャンプーに回すこともできるので、経済的にもいいですよね。

美容師ゆき

細かい話ですが、電気代も節約出来ちゃいます。

まずは1週間だけでも試して見るのはいかがでしょうか?

人によって合うあわないあると思いますが、是非一度は試して頂きたいです。

他にも先入観から行っている生活習慣をエビデンスなどを元に記事にしているので、良かったらご覧ください!

(参考:日本化粧品検定公式1級2級対策テキストコスメの教科書/著:小西さやか)

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