- エプソムソルトは本当に効果があるの?
- エプソムソルトと塩化マグネシウムはどう違うの?
- エプソムソルトを使っているけどいまいち効果が実感できない。使い方が間違っているの?
このような疑問に臨床歴18年の私がお答えします。
《本記事を読んで分かること》
- エプソムソルトとは何か
- エプソムソルトと塩化マグネシウムの違い
- エプソムソルトの効果的な使い方
今エプソムソルトを買おうか迷っている、エプソムソルトを使っているが効果を実感できないという方向けの内容になります。
この記事を最後まで読むと、エプソムソルトの活用法や、様々な効果がわかり、効果を実感できるようになると思います!
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)とは?
エプソムソルトとはエプソム塩とも呼ばれますが、硫酸マグネシウムが一般名称になります。
硫酸とマグネシウムの無機化合物です。
塩に間違われやすいですが、硫酸マグネシウムは純粋な結晶で、塩分は含まれていません。
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)と塩化マグネシウムの違い
硫酸マグネシウムと塩化マグネシウムの違いは主に4つあります。
①成分の違い
エプソムソルトは、高純度の硫酸マグネシウムが主成分です。
塩化マグネシウムは、塩化ナトリウムとカリウムを除いた、複数の海洋ミネラルが集まったものです。
②味の違い
エプソムソルトも塩化マグネシウムも成分の大部分をマグネシウムが占めるため、苦味を感じます。
しかし、苦味の感じ方に違いがあります。
- エプソムソルト:コクのある苦味
- 塩化マグネシウム:塩味と酸味を混ぜ合わせた苦味
③効果の違い
エプソムソルトと塩化マグネシウムはどちらもミネラルで構成されている為、体を温める温浴効果があります。
効果の違いは「泉質」で分けることができます。
《エプソムソルト》
- 硫酸イオンがお湯に溶けている
- 血液に酸素を多く送る作用あり
- 肌に張りと潤いを与える作用あり
- 美肌、若返りに効果あり
《塩化マグネシウム》
- 塩化物イオンが溶けている
- 保温力が高く湯冷めしにくい為、冷え症など改善に効果あり
④使い方、入浴法の違い
《エプソムソルト》
浴槽のお湯150〜200Lに対して100〜300g(0.1〜0.2%の濃度が適正)。
《塩化マグネシウム》
お湯150〜200Lに対し15〜45g(濃度は明確に決まっていない)。
エプソムソルトは効果がない?
入浴時間、お湯の温度、エプソムソルトの量によっては、効果が得られない場合もあります。
効果を得るための基準は以下の通りです。
- 入浴時間
短時間の入浴では効果が得られません。メーカーも15〜20分の入浴時間を推進しています。
- お湯の温度
40度ぐらいがおすすめです。
- エプソムソルトの量
エプソムソルトはお湯150Lに対して150〜300gの量が必要です。
少ないと効果は得られません。
エプソムソルト効果的な使い方
①半身浴はせずに肩までつかる
皮膚からの吸収は部位によって大きく異なります。
1番吸収部位が大きいのが脇や背中で、1番吸収率が低いのが足です。
そのため、足だけつかる半身浴は効果がなく、肩までしっかりつかるのがおすすめです。
それだけで効果の出方が全然違います。
②入浴時間は最低でも15分
皮膚からの吸収には時間がかかりますので、短時間入浴では効果が得られません。
最低でも15分、体調が良ければ20分ぐらいがおすすめです。
エプソムソルト追い焚き効果
エプソムソルトは追い焚き可能で、追い焚きによって効果が下がることもありません。
バスタブ、浴槽を痛め心配はないのか?
エプソムソルトには塩分が入っていません。ですので、風呂釜も配管も錆びることはないようです!エプソムソルトは硫酸マグネシウムの結晶ですからね。
エプソムソルト効果期間
保温・温浴効果
硫酸マグネシウムの働きにより、皮膚表面のタンパク質と結合し、保護膜を形成します。
この保護膜は、熱放散を防ぐ働きがあります。
※熱放散とは体内に溜まった熱を逃すことです。
入浴後2時間程度は効果が持続します。
おすすめのエプソムソルト3選
シークリスタルス国産エプソムソルト
おすすめポイント
- 食品添加物使用基準に基づいて製造されている為、赤ちゃんにも使える
- 付属の計量スプーンあり
- 湯用化粧品としての基準が守られて製造されているので、安心して使える
シークリスタルス ラベンダー
おすすめポイント
- ラベンダーの花油が含まれており、自然な香りが楽しめる
- マッサージソルトとして使えて、美肌効果あり
- 塩分を含んでいない為、上がり湯の必要がなく簡単に使える
シークリスタルス ローズマリーの香り
おすすめポイント
- 完全無添加
- 特殊製法で濃縮結晶を生成
- 赤ちゃんでも使える安全成分
まとめ
今回は、エプソムソルトソルトとは何か、エプソムソルトと塩化マグネシウムの違い、エプソムソルトの効果や使用方法、注意点などについて紹介しました。
<本記事の要約>
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)とは硫酸とマグネシウムの無機化合物。エプソムソルトと塩化マグネシウムの違い
- 成分の違い
- 味の違い
- 効果の違い
- 使い方、入浴法の違い
- エプソムソルトは入浴時間、お湯の温度、エプソムソルトの量によっ、効果が得られない場合もある
- エプソムソルトの効果的な使い方
- 半身浴はせずに肩までつかる
- 入浴時間は最低でも15分
- エプソムソルトの追い焚き効果
- エプソムソルト効果期間
保温・温浴効果
- おすすめエプソムソルト3選
エプソムソルトには様々な効果があります。
しかし、使い方を間違えると、せっかくの効果が台無しになってしまいます。
- 入浴時間は目安20分
- エプソムソルトの量はお湯150Lに対して150〜300g
- お湯の温度は40度
上記のことに気をつけて、エプソムソルトの効果を実感してみて下さい。
エプソムソルトを上手く活用出来るようになると、美肌、冷え改善、保湿など健康に綺麗になることが出来ます。
ですので、エプソムソルトを生活に取り入れ、美肌、健康的な生活を手に入れて下さい。
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