白髪治す食べ物はある?黒ゴマで白髪が減った?論文を漁ってみた

白髪治す食べ物はある?黒ゴマで白髪が減った?論文を漁ってみた

白髪が気になり始め、何か対策をしたいなと思った時に一番初めに思い浮かぶのは食べ物ですよね。

ネットで紹介される怪しいサプリメントや美容品は、なんとなく体に悪い影響を与えそうで、購入にネガティブになりがちではないでしょうか?

そこで、食べ物で白髪対策は出来ないかなと思って調べました。

その食べ物について論文も漁ったので、白髪対策についても紹介していきます。

目次

白髪治す食べ物

まず、白髪を治すと言われている食べ物をいくつか紹介します。

白髪を治すために、高額なサプリメントや美容化粧品を買うのは、少しもったいないですよね。

日々の食事で改善できるのであれば、代替えするだけですしからお金もそれほどかからないし、日常生活に取りいれやすい。

今後の食生活で、少し意識するだけで効果が望めます。

もし、白髪がコンプレックスになってしまっているのであれば、改善できるための糸口となったら嬉しいです。

黒ゴマ

よく黒ゴマは、白髪対策に最も適した食品であると言われています。

黒ゴマには、代謝を促進するビタミンB2、血流をよくするビタミンE、髪を美しく保つパントテン酸、皮膚を健康にするビオチンなど、多くの栄養が含まれています。

ビタミンB2

ビタミンB2は、簡単にいうと代謝を促進してくれます。

具体的に述べると、皮脂のコントロールを担っているので、髪の毛の毛穴が詰まったり乾燥したりすることを防ぐのです。

毛穴にストレスをかけてしまうと、健康的な髪の毛は生えてきませんから、毛穴は綺麗にしておきたいですね。

ビタミンE

そして血行を良くすると言われているビタミンEは、紫外線によってダメージを受けた髪を改善する効果が期待されています。

髪の毛は大量の紫外線に当たってしまうと、髪の内側にあるメラニンを破壊します。

よく、屋外競技をしている人の髪の毛が少し茶色になっているのは、こういった理由があるからです。

この紫外線で傷ついた髪の毛を、健康的な状態に戻すサポートを行っているのがビタミンEです。

ビタミンB6

他にもビタミンB6が多く含まれているので、摂取したたんぱく質が分解されやすく、アミノ酸を効率的に吸収できるようになります。

たんぱく質は、綺麗な髪を保つために必要な栄養素。白髪にならないための対策として効果が期待できます。

黒ゴマを使ったレシピは多くありますし、ちょっとした盛り付けの彩にも使えるのでとても

便利です。この取り扱いの簡単さも、白髪対策には嬉しいですね。

海藻類は髪に良いと有名

海藻を食べると髪の毛が綺麗になる!と聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

海藻には、ビタミンB群と抗酸化作用のあるカロテンや亜鉛などがたくさん含まれています。

カロテンの抗酸化作用とは、酸素を利用してエネルギーを作り出している私たちの体に発生する活性酸素から、体を守ってくれます。

もっと言い方を変えると、抗酸化とは体の中を酸化させない、さび付かせないということです。

活性酸素が増えると老化が進んでしまい、白髪が増えます。そうならないためにも、カロテンの摂取を心がけた方が良いです。

チーズ

チーズには、髪の毛のもととなるタンパク質、代謝が良くなるビタミンB2やビタミンAなどが多く含まれています。

そのため、白髪以外の髪の毛のトラブルにも効果てきめん。

それから、チーズにはチロシンと呼ばれるアミノ酸もたくさんあり、体の中で黒い色素を生み出すための原料となっています。

チロシンが不足してしまえば、髪が生えても伸びても髪の毛に黒い色素が入りません。

ただ、注意したいのは、チーズは脂質が多く含まれているので、大量に摂取するのは控えた方がよいです。

3つの白髪予防によいとされる食品を紹介しました。

どれも魅力的な働きをもっていますね。

それに、どんな食事にも取り入れやすいので、簡単に白髪予防できるのもメリットと言えます。

特に、黒ゴマはネットでもたくさんの記事が作成されており、効果を実感できている人がいるのだと思います。

黒ゴマ白髪減った論文

肝心の黒ゴマが本当に白髪予防や量を減らす効果があるという研究や論文が発表されているのか、確認しました。

結果からいうと、黒ゴマが白髪に有効であると認められるような論文はありませんでした。

たしかに、黒ゴマに含まれている栄養素は髪にとってよいものばかり。

そのため、その栄養素の働きに詳しい人は、白髪対策に適していると考えるのも無理はありません。

でも残念ながら、黒ゴマが髪にとって良いという論文もありません。

そもそも、白髪になってしまう原因は、白髪と脱毛を抑えている17型コラーゲンが欠損し、色素幹細胞と毛包幹細胞が破綻してしまうからです。

この説はきちんと論文が発表されています。引用元

  • 色素幹細胞とは、黒髪のもととなる色素細胞の供給源。
  • 毛包幹細胞は毛髪のもとになる角化細胞の供給源。

そのため、この2つが破綻してしまうと、そもそも髪の毛も生えにくくなり、生えたとしても黒色ではない髪であるということです。

この論文を見る限り、白髪対策には17型コラーゲンを不足させないような生活や食事が必要です。

そして残念ながら、黒ゴマに17型コラーゲンは含まれていません。

多く含まれている食品は、大きく分けて3つあります。

動物性食材、海洋性食材、植物性食材です。

簡単に紹介すると牛肉や鶏肉、ウナギ、トマトなどがあげられます。

白髪ブログ(黒ゴマ編)まとめ

今回は一般的な話に、科学的な根拠があるのかどうかというお話しでした。

多くの事柄についてそうですが、根拠があるかないかで、試す価値は変わりますよね。

なんかそんな話を聞いた事があるから、やってみるというのは、本来大きな時間と労力とお金の無駄です。

そういう面倒なものを、科学者がやってくれているのが、研究です。

使わない手はないですよね。

とはいえ、今回は歯切れの悪い結果となりました。

とりあえず、白髪をすぐに何とかしたい場合は、コチラの記事がおすすめです。

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